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季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

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2017年6月16日(金)

おうち和菓子のススメ:今日は和菓子の日!

今日6月16日は【和菓子の日】

西暦848年の6月16日、仁明天皇が16の数にちなんだ菓子・餅を神様にお供えし、厄除け・無病息災を祈願したのにちなんで、この日が和菓子の日になったとか?

私が長年続けてきた『未来のママのための食卓文化の食卓育教室』では、

子どもたちと和菓子をよく作りました。

今の【日本和食卓育キッズアンバサダー講座】でも、もちろんです。

 

和菓子を子どもに教えるきっかけは、自分が娘二人の母となって気付いたあること。

 

私が料理の仕事をしている話をすると、

『私も料理やお菓子作りが大好きなんです~』

というママによく出会った。

 

でも、このお菓子というのはほとんど洋菓子。

ケーキクッキー、それもみんなすごく上手。

なのに和菓子を作ります、というママはほとんど、いやまったくいない!という現実。

 

いつからこうなったのだろう?

日本人は和菓子より洋菓子派になったの?

 

いえいえ。

子どもたちに和食卓育をしているからこそわかります。

あんこが苦手な子どもはたまにいるけれど、お餅や団子が嫌い、という子どもはほとんどいません。

 

日本人の味覚のDNAには、お餅や団子を美味しいと感じる心がしっかりと根ざしています。

『なんとなく地味だし、おしゃれじゃない』

 

おそらく、そんなシンプルな理由。

今で言う、インスタ映えしない?ってことでしょうか。

 

たしかに華やかな上生菓子や洋菓子と比べたら、かなり地味な、おうち和菓子。

せっかく手をかけて作るならば、華やかな方がいい。

その気持ち、すっごくわかります。

 

おうち和菓子の基本は、お団子とあんこ。

 

各家庭のお団子の粉の配分があったり、あんこの作り方があって、

伝統行事のたびに、おばあちゃんが作り、我が家ではまず仏壇にお供え、だった昭和の時代。

 

平成の今ならば、圧力鍋や冷凍庫、電子レンジがあれば、

このおうち和菓子、実はかなり手軽に作れます!

 

日本和食卓文化協会では、子どもクラス・日本和食卓育キッズアンバサダー講座の中で

和食卓文化とともに【おうち和菓子】も子どもたちに教えています。

 

日本和食卓文化マイスター初級講座を受講修了されると入れる、

【和食卓文化研究室】

こちらでも、定期的におうち和菓子作りを行う予定でいます。

 

おうち和菓子に興味ありの方!ぜひぜひ、入門講座から。

講座案内

 

協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。