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季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

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2017年3月13日(月)

お正月の鏡餅をいただくのは鏡開き。同じく鏡開きと呼ぶ行事が他にもありますがそれは何?

お正月の鏡餅。

最近は中に個包装されたお餅入りのものが主流のため、鏡開きをする家庭は少ないようです。

が、昔ながらの鏡餅は、お正月1月11日まで飾り、この日に下げて割り鏡開きをします。

この鏡開き、まったく違う内容で同じ呼び方をする事があります。

聞けば、ああそういえば・・・と日本人なら思い出す、そう、あれあれ!

【神社のお祭り】

 

始まりの儀式の時に、大きな樽酒を木槌で叩いて蓋を割り、みんなにお酒を振舞う。

それも『鏡開き』といいます。

神社のお祭りだけでなく、結婚式や還暦など、お祝い事の席でもこの鏡開きを見たことある人は多いのでは?

 

割ることを『開く』と表現するのは、『運が開く』の縁起を担いでいます。

では鏡とは?

昔々、鏡は中国から贈呈された大変貴重で高貴なものでした。

お餅も樽も、その『鏡』の丸い形に似ているから、両方とも『鏡開き』と呼ばれているようです。

 

【Q10こぼれ話:鏡餅は切る?割る?】

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協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。