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季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

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2020年6月23日(火)

コロナで気づいた【五節供や伝統行事の厄除け】の本当の意味

日本和食卓文化協会の協会講座では、

●五節供

●伝統行事

●風物詩

●お祭り

などの意味いわれやお供え、伝統料理などの和食卓文化全般を教えています。

こういった行事の意味の中に、【厄除け】などの意味がすごく多くて、それをいつも伝えているのですが、

この本当の意味を私は今まで心から理解していなかったということを、コロナで気づきました。

 

お正月の初詣も、節分の豆まきも、ひな祭りも端午の節句も、

夏越の祓も土用も、お盆も、七夕も、重陽もお月見もお彼岸も、年末の正月迎えの行事も、いろんなお祭りも、

もちろんそれぞれに特化した意味もあるけれど、
【疫病退散】の意味もすごくあって、今も昔はも流行り病は目に見えない本当に恐ろしい鬼であり、

どうやってそれをから逃れるか?

神様にお供えし、厄除けを飾り、食べ物で身体から追い出しと、近所や町をあげて、いろんな対策していたのですね。

今年は中止になってしまった祇園祭の本来の意味も【疫病退散】

今年こそやるべき!行事だったのです。
八坂神社の【厄除け粽】を今年は通販で買えるというのでさっそく申込ました。
届いたらドアに飾り、この一年の【疫病退散】の願いをかけます!

↓これは、夏越の祓の茅の輪飾り

 

 

協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。