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季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

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2020年1月7日(火)

七草かゆ、実は三草かゆ?

今日は1月7日、人日の節供。

七草かゆの日です。

七草セットがスーパーに並ぶため、日本の伝統行事料理の中では、家庭の普及率かなり上位のこの七草かゆ。

日本和食卓文化協会の生徒たちに聞いても、七草かゆを食べるという人、とても多い。

とてもとても良いことだと思います。

この七草セット。

早めに買わないと売り切れになる・・・と良く耳にします。

そうなんです、ノンキにしているとあっという間に店頭から消えるのです。

 

でも安心ください!

その場合は、大根・大根葉・かぶ・かぶ葉・せり、など普通に入手できる身近なお野菜だけで作れば良いのです。

 

そしたら、どうがんばっても三草かゆでしょ?

ですよね。でも、いいんです!

 

七草といっても、今のように流通が発達していなかった頃は全部をそろえることはとても困難で、

だいたい身近にある1~3種類で七草かゆを作っていたそうです。

 

気分が七草であればそれで良し!

伝統料理を毎年作り続けること、に意味があるのです。

もっと気楽に七草かゆにチャレンジしてください。

協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。