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季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

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2019年9月22日(日)

彼岸花が咲く頃

彼岸花、その名の通り秋のお彼岸の頃に咲くお花。

球根で、9月に入るといきなり茎が地中から出てきてつぼみになり、一気に真っ赤・真っ白に花開く。

そのいきなりさにびっくりさせられるお花です。

なぜいきなり感かというと、彼岸花には開花時期には葉がなく、茎からすぐにお花になるから。

しかもあの存在感のある花、そして紅白の色。

 

お彼岸の墓の周りや、稲の実った田んぼなどに咲いているから、余計に印象的なのですね。

開花時期も暑さ寒さによりけりで、9月に入っても暑い日が多いと開花が遅くなります。

東北などでは9月の初めには開花し、お彼岸の頃には枯れてしまうそうです。

協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。