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季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

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2019年5月23日(木)

柏餅、西日本の場合/江戸で流行の柏餅が広まったワケ

柏餅の始まりは、江戸中期の江戸と言われています。

柏餅の葉に使われる槲(かしわ)の木は、新芽が成長したあとに古い葉が落ちるため、
『子孫繁栄』
の意味があり、また古くからこの槲の葉は
『神事においてお供え物をのせる器』
として使われていて縁起がよいことから、端午の節句(節供)の男の子の成長を願う行事の食となったようです。

江戸時代中期は、文化が花開いた時代。
この文化が日本中に広まった理由は、【参勤交代】

この制度のため、各藩から江戸までの交通整備にお金も人もかかってしまった時代から150年経ち、

整備も終了、各藩にゆとりが出てきた江戸中期。

江戸で流行りはじめた端午の節句の柏餅を、参勤交代で地元に戻った大名が広め、全国に流行ったそうです。
ゆとりがあってこそ、始まり、そして広がる文化、なのですね。

協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。