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季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

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2019年3月24日(日)

お花見団子の季節です♪

春分を迎え、一気に春めいてきた東京は、22日の暖かさで一気に桜が咲き始めました!
この時期になると、協会への問い合わせが増えるのが・・・・

【お花見団子】

桃色・白・緑の、三色のこのお花見団子は、その名の通り、お花見の季節の主役の和菓子。

昨日も某キー局の週末の報道テレビ番組から、お花見団子についての質問のお電話あり。

お花見団子の三色の意味・いわれは、諸説ありますが、

①春待ち説
②日本の四季説
③ひな祭り由来説

の三つが恐らく有力。

①の春待ち説は、雪が解けて草が生え、花が咲くという春の訪れを表している説。
菱餅同様この場合の並びは、串の根元から、雪の白・草の緑・桃桜などの花の桃色の順が本来の順となりますが、現代では、
緑・白・桃色の並びに変っていることが多いです。

②の日本の四季説は、桃色は春・緑は夏・白は冬を表していて、秋がないのは、
『何度食べても飽きないお花見団子』
和菓子屋さんが名づけた駄洒落のキャッチコピーとの、噂ではありますが、ネット上では、
「豊臣秀吉」が名づけた?などとも噂されているとか?いないとか?

この件に関してはまた別のブログにて書かせていただきます!

③のひな祭り由来説は、
菱餅の由来の諸説の中の、『ひな祭り象徴説』から来ているという説。
旧暦のひな祭りは今の4月上旬。ちょうどお花見の時期と重なります。
菱餅のひな祭り象徴説の、桃色の桃の花・白い白酒・緑の蓬をそのままお花見団子にアレンジした説。

いずれにせよ、
桜の花の下、春の訪れの喜びと、美味しいものをいただくことは、日本人のDNAに組み込まれたお祝い事。
短い桜の季節を、皆様思いっきり楽しんでくださいね♪

協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。