ページトップへ戻る

季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

日本和食卓文化協会のフェイスブックページへ
日本和食卓文化協会のインスタグラムはこちら

2018年10月29日(月)

日本人の和食卓文化革命その3:主婦のあこがれ○○住宅の○○○○○キッチン。

第二次世界大戦が終わって20年たった昭和40年代。

この時期といえば、高度経済成長。

日本がどんどん西洋化し、生活が豊かになっていった時代です。

 

この少し前、昭和30年頃~40年代にかけて、第三の和食卓文化革命が起こりました。

 

それは、若い主婦のあこがれ、【公団住宅のダイニングキッチン】です♪

和室2つとキッチンと食堂が一つの洋室のいわゆる2DK。

当時は時代の最先端!

 

それまでの【和室にちゃぶ台】ではなく、【洋室にダイニングテーブルとイス】。

畳みに座るスタイルから、イスに腰掛けるスタイルへ。

食事スタイルがここでまた大きく変化したのです。

 

平成がもうすぐ終わり、新しい時代になろうとしている平成30年、2018年。

イスに腰掛けて食事をする時代となってすでに50年。

さて、これから、和食卓はどのように変っていくのでしょうか?

 

今までも日本人は新しいことを柔軟に受け入れ、

日本らしく昇華させて和食卓文化を築いてきました。

 

なので、変化は大いに大歓迎!

でも、文化の意味や成り立ちを知らないままの変化では、【文化の芯】がありません。

 

『温故知新』

日本和食卓文化協会は、この言葉を大切に未来へつむいでゆきたいと思います。

 

Q10.こぼれ話~ダイニングキッチン誕生のお話、は

二十四節気ごとにお届けする協会の和食卓文化コラムのメルマガ購読申し込みの方への、

ステップメルマガ10通にて配信します!

メルマガ購読は←コチラ

協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。