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季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

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2017年11月8日(水)

出雲の七五三

協会代表理事の故郷:出雲地方の七五三は、

【紐落とし】と言います。

山陰地方全体がこの習慣のようです。

それまで紐付きだった着物の紐を取る、時期ということ。

そして、男女とも3歳の一度だけ御祝します。

 

東京では、3歳の御祝着は簡易な結びの着物の上に半纏?のようなのを着ますが、

出雲では半纏はなく、振袖のような派手目の本格的な晴れ着。

帯もしっかりと結ぶので、3歳児にはかなり辛い行事。

可愛い!と言ってもらえたとしても、苦しくて重い、そんな記憶の紐落とし。

 

東京では半纏が必ずセットになっているのが、

いまだに不思議な感じがしています。

協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。