ページトップへ戻る

季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

for foreigners
日本和食卓文化協会のフェイスブックページへ
日本和食卓文化協会のインスタグラムはこちら

2018年4月3日(火)

【餅菓子LOVE】松江の雛菓子『花もち』味くらべ

和菓子どころの島根県松江には、老舗と呼ばれる和菓子屋がたくさん!

この4月から【不昧公二〇〇年祭】が始まるため、和菓子に関するイベントが約半年続きます。

 

この松江にはその昔、【花もち・いがもち】と呼ばれる、おばあちゃんが家庭で作る雛菓子がありました。

戦後一時これが途絶えてしまい、復活を願う一部市民の努力で、

まずは陶器の菓子型をふたたび作ることから始まり、今では、家庭だけでなく、

これら老舗和菓子屋の旧暦ひな祭りの頃の店頭にも並ぶように。

 

とはいえ、家庭のレシピは作ってすぐ食べるレシピ。

数時間後にはもう固い。

和菓子屋に並ぶ【花もち】は、各老舗が工夫をこらしたオリジナル花もち。

その花もちを味比べ!

一番、味も見た目も家庭の花もちに近いのが、写真右:風流堂。

固いためレンジで加熱してからいただくタイプ。

実際作って数時間たち、再加熱したときの花もちのお味に近く。

三色の色合いも、本家:家庭の花もちはこんなふうにしっかりと濃いお化粧。

 

その次に近いのは左奥:桂月堂。

皮もあんこも程よく柔らかく、出来立ての花もちの食感や味に近くするための工夫が見える。

三色の色合いは上品に薄めの仕上がり。

 

見た目は花もちで『ちゃんとした和菓子』の仕上がり感は、手前:彩雲堂。

かなり上品にグレードアップして、お抹茶でいただく花もち、といった風情。

三色の色合いも控えめで、表面の艶感が美しい。

 

レシピも見た目も、各老舗で違い、楽しい味比べ。

【松江の和菓子屋の花もち】 総合評価★★★★★ どの店も個性と工夫があってそれぞれ楽しく美味しい!

 

今回形は花と巾着の二種類でしたが、いろんな縁起物の形があるんです。

それはまた来年にご紹介を。

 

そして本来は椿の葉とともに、の花もちですが、この写真は桜の葉です。

 

昨年の子ども和食卓育講座で作った、当協会の松江の花もち作りの様子のブログは←クリック

 

 

 

協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。